wamblog - アクティブミュージアム 女たちの戦争と平和資料館 -
「慰安婦」問題に焦点を当て、戦時性暴力の被害と加害の資料を集めた「女たちの戦争と平和資料館」(wam)のブログです。
2月・3月のwamには見どころ、おすすめイベントが満載です♪
みなさま


用事がないと出歩くのもなかなか億劫になってしまいそうな、寒い日が続いていますね。
でも、そんな日だからこそ、ぜひ、wamに来てみませんか?
2月・3月のwamには心温まる(?熱くなる?)、見どころ、おすすめイベントが満載です♪





★お勧めポイント(1)★
→ wamで琉球新報と沖縄タイムスの購読を始めました!



この間の沖縄をめぐるあまりにひどい状況。でも、「本土」の新聞は、十分に伝えていません。沖縄をめぐる状況をまっさきに伝える沖縄の2紙は、情報量の多さ・中身の濃さが違います。三面記事や社説だけでなく、文化面、社会面、投書のコーナーなども読み応えがあり!


オープンスペースで閲覧できます。




★お勧めポイント(2)★
→ 2月中、あたたかいお茶をサービスします!



寒いなかwamまで足を運んでくださるみなさまへ、ほんの気持ちですが、暖かいお茶をサービスします。お茶を飲みながら沖縄の新聞を読む。そして、6月まで開催中の「フィリピン・立ち上がるロラたち」展を見る・・・。そんな充実した午後をwamで過ごしませんか?


必見のレメディアスさんのキルト(日本軍の侵略の様子やご自身の被害を刺繍の絵で表現)は、何度見ても新しい発見があります。




★お勧めポイント(3)★
→ 「平和の碑」キャラバンがwamにも到着します!(3月3日~3月18日)



12・14韓国水曜デモ1000回を記念してソウルの日本大使館前には少女の像が設置されました。そのレプリカ(高さ約20センチ)が制作され、「日本軍「慰安婦」問題解決全国行動2010」が購入。まるで反日の碑かのように報道されたので、平和を祈る少女像の意味を伝えるため、「平和の碑 全国キャラバン」と称して日本全国をまわっています。


このキャラバンが、wamにもやってくることになりました。3月3日~3月18日の約2週間です。「平和の碑」に会いにいらっしゃいませんか?




wamの企画イベントとしては、wam de video や竹見智恵子さんのガイドなどもあります。
wam de video 2012
竹見智恵子さんのガイド



みなさまのご来館をお待ちしています。


第10回アジア連帯会議報告
 2011年8月12日ー15日、第10回日本軍「慰安婦」問題解決のためのアジア連帯会議が、韓国教会100周年記念館(ソウル)で開かれました。「20年間の日本軍「慰安婦」問題解決のためのアジア連帯の評価と今後の進路-記憶、教育、そして連帯-」と題したこの会議には、韓国、台湾、東チモール、フィリピン、日本、ドイツ、カナダ、米国から100人を超える参加があり、朝鮮民主主義人民共和国は、文書で参加しました。
 スケジュールは、12日の夜にレセプション、13日は終日会議、14日の午前中は討論と決議の採択、午後は「戦争と女性の人権博物館」の建物の視察と着工セレモニー、そして15日は望郷の丘への平和紀行という盛り沢山の内容でした。トピック別に報告します。

■被害女性たちの参加
 今回は、タイからノ・スボクさん、日本から宋神道さんが参加したことが、なんといっても大きなニュースでした。ノ・スボクさんは、宋さんより1歳上。車椅子で、目もあまり見えない様子でしたが、前夜祭では歌をうたってとても元気そうでした。宋さんは、いつものどおりにサービス精神が旺盛で、前夜祭では歌を歌い、記者会見でもノさんをカバーしているかのようによく発言し、会議にも積極的に参加していました。
記者会見で答えるノ・スボクさん(左)、宋神道さん(右)
 とても感動的だったのは、ノ・スボクさんが、韓国政府から支給されるお金を少しずつ貯めて、朝鮮学校への支援金としてカンパしたことでした。その支援団体の実行委員長を努めるコン・ヘヒョさん(冬ソナの課長役)がいらして、ノ・スボクさんからの寄付を受け取るセレモニーもありました。
ノ・スボクさんからの募金を受け取るコン・ヘヒョ
 
 故松井やよりさんがタイに住むノ・スボクさんを取材し、記事にしたのが1988年。23年も前のことですが、ノ・スボクさんがお元気そうで、明るい笑顔に元気をいただきました。日本からは、「スボクさんの決心」と題した紙芝居をプレゼント。スボクさんとともに他の被害者の証言も織り交ぜた紙芝居ですが、スボクさんはとても喜んでくれました。
紙芝居を喜ぶノ・スボクさん
 
 会議には、韓国から金福童さん、吉元玉さん、李順徳さん、14日からはテグの李容洙さんも参加です。
歌って踊るハルモニたち

■20年を振り返る会議
8月13日は朝10時~夜9時半まで、ぶっ通しの会議。テーマは、1、真相究明、2、立法運動、3、国際連帯、4、被害者支援、5、記憶と教育、それぞれについて、この20年間を振り返り、成果と課題を発表しました。当日の分厚い資料などはすべてwamで閲覧できますので、どうぞ見に来てください。夜には特別講演で宋神道さんのお話と、基地村の女性たちの問題に取り組むトゥレバンやICTY、コンゴの状況などについての報告もありました。
会議の様子

それぞれのテーマで特筆すべきところはあるのですが、wam的なニュースとしては、台湾の婦援会が大きな博物館の建設を進めていることでした。名称はData Center and Peace Memorial Museum(データ・センター/平和と記憶のミュージアム)。来年には着工式をしたいと言っていましたが、台北市内のDatong地域の警察署を改造する予定らしく、これは巨大な建物・・・。これを改装して開館するまでにはまだまだ時間がかかりそうですが、ぜひ、今後を見守っていきたいと思います。
懐かしい再会もありました。2007年、wamの東ティモール展のオープニングで来日したアンジェリーナさんが参加していました。東ティモールで人権活動を継続してきたNGO、HAKで働いていましたが、資金の調達が難しくなり、違う団体で働きつつ、アボ(テトゥン語でおばあちゃん)を支え、訪問しているといいます。東ティモールでも、多くの被害者がこの世を去っていますが、新たに2人の被害者が確認されたとも言っていました。
また、ドイツのメディカ・モンディアーレのガブリエラさんも参加していました。「法廷」のハーグ判決の後、松井やよりさんたちが報告を兼ねて訪問していましたし、私も2007年にラーベンスブリュックの女性収容所で会議があったときにお会いして以来の再会。彼女は、ICTYでの性暴力の訴追のサポートをずっと進めていて、その資料をwamに提供してくれることになりました。

■「戦争と女性の人権博物館」予定地視察
8月14日の午後には、博物館の新たな建設予定地となった麻浦(マポ)区城山(ソンサン)洞ソンミ山にも行ってきました。新しく建てるのではなく、古い邸宅を改装する予定だそうです。
とっても素晴らしい場所でした。大通りから少し入った閑静な住宅街の高台にあって、2階建てで地下室もある建物。邸宅そのものがレンガも使ったがっしり重厚な建物で、築30年といいますが、間取りも開放的で、なんともいい雰囲気なのです。
博物館予定地の入口

改装には、受賞歴もある若手の建築家に呼びかけてコンペを実施、審査の結果、とっても熱心な若いご夫婦の建築家が選ばれました。14日は、選ばれたお二人がみずから改装案を説明、、沈黙や祈りの空間もあり、完成がとても楽しみです。
望郷の丘の納骨堂。一人ひとりにメッセージを供えた。

続いて開かれた着工のセレモニーは、韓国の伝統的な方式だそう。豚の頭が飾られており、その口のお金を入れていきます。参加者はみんな伝統的なセレモニーに参加、豚の口は募金であふれていきました。その後は、お祝いのマッコリ、お餅やキムチをいただきたながら、 ホン・スングァンさんのミニ・コンサートでセレモニーは幕を閉じました。
豚の口に募金を入れてセレモニーに参加するハルモニ


■望郷の丘
8月15日はソウルから南に2時間車で走り、天安にある望郷の丘へ。金学順さんのお墓を参り、李容洙さんがお花を供えました。
金学順さんのお墓の前で
また、被害女性たちの眠る納骨堂では、19人のハルモニそれぞれに蝶の形のポストイットでメッセージを供えました。8月15日ということもあり、望郷の丘では、お墓にお供えものをして、ピクニックのようにゆったり過ごしている人々が多くいたのが印象的です。
納骨堂

充実した4日間のアジア連帯会議は終了しました。日本からの参加は70人を超えました。採択された行動計画を実施し、日本政府への要求項目を実現するための宿題を携えて帰国となりました。




特別展チラシが完成しました
7月2日(土)から始まった、wam第9回特別展「フィリピン・立ち上がるロラたち~日本軍に踏みにじられた島々から~」のチラシが完成しました


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正義を求めて闘うフィリピンのロラたちの声と姿が伝わってくるようなチラシだと思いませんか?
いつも、wamの特別展やセミナーのチラシを作ってくれるNさん、
素敵なチラシをどうもありがとうございます


裏には、展示内容が少し詳しく解説されています


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さて、みなさんにお願いです!
イベントや学習会でこのチラシを配って、wam特別展の宣伝にご協力いただけませんか?


特別展の情報が中心ですが、wamの開館日や連絡先、
地図などもしっかりと盛り込まれている、なかなか万能なチラシなのです☆


チラシの郵送をご希望の方は、ぜひwam事務局へご連絡ください。
どうぞよろしくお願いします






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