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「慰安婦」問題に焦点を当て、戦時性暴力の被害と加害の資料を集めた「女たちの戦争と平和資料館」(wam)のブログです。
wam第9回特別展 秋の連続セミナーのお知らせ
10月から始まるセミナーのお知らせです。
みなさま、お誘いあわせの上、ぜひご参加ください。


以下、転載大歓迎です。


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   wam第9回特別展 秋の連続セミナー
    元兵士が見た フィリピンの戦場
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日米の決戦場となったフィリピンで、日本軍は米軍の猛攻撃と民衆の抵抗運動で窮地に追い込まれました。そしておびただしい住民虐殺と略奪、強かんの数々―。日本兵はなぜ、ここまで残虐になったのでしょうか。戦場の実態を日本兵の証言から探っていきます。


場 所:wamオープンスペース
参加費:800円(入館料を含む、維持会員は300円)





第1回 10月9日(日)14:00~
熊井敏美のパナイ島



ゲスト:熊井敏美(元日本軍兵士) 聞き手:武田てるよ(戦地性暴力を調査する会)


パナイ島守備隊の将校・熊井敏美さんは、“太平洋戦争最悪のゲリラ戦”と言われる壮絶な戦場をくぐり抜けた。やがて米軍と抗日ゲリラに追われ、邦人を連れて山中を転進することになる。そこには台湾人「慰安婦」もいた。


【ゲスト紹介】
●くまい・としみ
1917年、福岡県生まれ。1940年、23歳で入隊し、42年のバターン半島攻略戦の後、パナイ島でゲリラ討伐戦の戦闘指揮にあたる。戦犯25年の重労働刑となったが、53年に釈放。戦後は遺骨収集や日比交流に尽力し、パナイ島での体験を『フィリピンの血と泥』(時事通信社)に著した。


●たけだ・てるよ
1943年生まれ。フィリピンの被害女性の証言に衝撃を受け、1997年から「戦地性暴力を調査する会」の仲間とともに、防衛研究所図書館でフィリピンの日本軍資料調査を始めた。2008年に『資料集・日本軍にみる性管理と性暴力―フィリピン1941~45年』(梨の木舎)を出版。





第2回 10月30日(日)14:00~
赤松清和のルソン島



ゲスト:彦坂諦(作家) 聞き手:池田恵理子(wam館長)


「軍服を着せられると性欲がなくなる」と公言する赤松清和さんは、戦場強かんも買春もしなかった。生きのびるためには大嫌いな軍の組織も利用し、もはや軍の一員でいては死ぬほかないという時点で脱走(戦線離脱)した。この「変り者」の兵隊を通して、日本兵の性行動と性意識を明らかにする。


【ゲスト紹介】
●ひこさか・たい
1933年、宮城県生まれ。9巻に及ぶ『ある無能兵士の軌跡』(柘植書房)は、死の戦場、ガダルカナル島とルソン島から生還した赤松清和さんとの20年にわたる対話をまとめた大著である。その過程で、性に関する男の思いこみをあばく『男性神話』(径書房)も生まれた。


●いけだ・えりこ
1950年、東京生まれ。wam館長。元NHKディレクター。「慰安婦」関連の番組を制作した動機のひとつに「大岡昇平は『レイテ戦記』でなぜ日本兵の性暴力を書かなかったのか」という疑問があった。共編著書に『女性国際戦犯法廷の記録(2)加害の精神構造と戦後責任』(緑風出版)。





第3回 11月20日(日)14:00~
石田甚太郎が聞き取った パナイ島・ルソン島



ゲスト:石田甚太郎(元日本軍兵士、作家) 聞き手:神直子(ブリッジ・フォー・ピース代表)


1988年から1年間パナイ島とルソン島に住んで聞き取り調査をし、住民虐殺の記録を執筆した。もし外地に行っていたら、自分も日本兵として残虐行為をしたかもしれないとの思いから、元日本兵の聞き取りも続けている。


【ゲスト紹介】
●いしだ・じんたろう
1922年、福島県生まれ。19歳で海軍へ現役入隊、横須賀の武山海兵団で訓練を受けた後に終戦。『ワラン・ヒヤ~日本軍によるフィリピン住民虐殺の記録』『殺し殺された~元日本兵とフィリピン人200人の証言』小説『ロラたちの青春』『モンテンルパへの道』『暁の大地』など著書多数。


●じん・なおこ
1978年生まれ。フィリピンへのスタディツアーで、日本軍に夫を連行された女性の怒りに触れたのがきっかけで、2004年にブリッジ・フォー・ピースを立ち上げ、元日本兵とフィリピン人被害者の証言を記録し、ビデオメッセージとしてフィリピンと日本各地で上映している。


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