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「慰安婦」問題に焦点を当て、戦時性暴力の被害と加害の資料を集めた「女たちの戦争と平和資料館」(wam)のブログです。
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“wam de video 2010”(2)
2月12日(金)、“wam de video 2010”の第2回を開催しました。ゲストは、撫順の奇蹟を受け継ぐ会の熊谷伸一郎さんです

日中友好協会制作の『証言―侵略戦争~人間から鬼へ、そして人間へ』を上映し、その中に登場する中帰連の富永正三さん、永富博之さん、土屋芳雄さんに熊谷さんがお話をうかがったときのエピソードなどを話してくださいました。

今回上映したの映像は、日中友好協会が制作した「証言」シリーズ3部作の1作目です。詳しくは、日中友好協会をご覧ください。

1991年に制作されたものなので、今から19年前のものです。映像に出ていた富永さん、永富さん、土屋さんは残念なことにすでに亡くなられていて、今では、お会いすることもかないません。それでも、こうしてまだご健在のころに3人のお話を聞き、それを映像作品として残してくださった方々のおかげで、私たちは彼ら3人の声を聞き、表情を知ることができます。

その3人に会いに行き、聞き取りをした熊谷さんが、富永さん、永富さん、土屋さんの一人ひとりが、戦争に行く前、戦争中、戦犯管理所の中でどのような体験をし、何がきっかけで自分が中国でしてきたことを被害者の視点から捉えるようになったのか、戦後、どのように生きてこられたのかをお話してくれました。

当たり前のことなのですが、3人ともそれぞれが異なった体験をして、それぞれの方法で「認罪」へとたどり着いたことがよく分かります。それでも、1つの共通体験――中国の戦犯管理所での生活――を通して、「鬼」から「人間」へと変わっていき、「反戦・平和・日中友好」のための証言活動という戦後の彼らの生き方が形作られていきました。

戦争を体験した人びとから直接話を聞くことのできる最後のときを生きている私たちが、どうしたら、その言葉を引き継ぎ語り伝えていけるのか…それを私たち一人ひとりが考えなければならないのだろう、と思います。

詳しい報告は3月下旬発行予定の『wamだより』14号でお届けしますので、どうぞお楽しみに

次回“wam de video 2010 第3回”は3月5日(金)19:00から。「冬の兵士―良心の告発」(80分、2008年)を上映し、監督の田保寿一さんにお話をうかがいます。こちらもぜひご参加ください
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