wamblog - アクティブミュージアム 女たちの戦争と平和資料館 -
「慰安婦」問題に焦点を当て、戦時性暴力の被害と加害の資料を集めた「女たちの戦争と平和資料館」(wam)のブログです。
【新着資料】『日本軍「慰安婦」問題が切り開いた地平』ほか
wamライブラリーからの、新着資料紹介。今日も無事お届けできます


 まずはミニコミ誌から

『かにた便:Kanita REPORTS』138号 かにた後援会

かにた通信

中学生のための「慰安婦」展で紹介した、城田すずこ子さんが戦後過ごしたのが、一生を過ごせるコロニーとして建てられた千葉県館山市にある「かにた婦人の村」です。1986には「慰安婦」と刻まれた鎮魂日が建立されました。コロニーでの日常生活が紹介されています。


『ピースあいちニュース』第13号 戦争と平和の資料館ピースあいち

ピースあいち

愛知県名古屋市にある「戦争と平和の資料館ピースあいち」は、市民の手でつくられ平和のための資料館です。戦争体験者によるの語りと、スタッフとボランティアによる平和への熱い想いが綴られています。


『前へ前へ』39号 「撫順の奇蹟を受け継ぐ会」

前へ前へ

中国帰還者連絡会の解散に伴い、「過去のことを忘れることなく、未来に生かす。」という精神を次世代に受け継ぐために結成された団体です。反戦・平和と日中友好のための各地の会員の活動が紹介されています。


 次は書籍です。


『「村山・河野談話」見直しの錯誤:歴史認識と「慰安婦」問題をめぐって』
林博史;俵義文;渡辺美奈/著 かもがわ出版 2013.4

歴史認識と「慰安婦」問題をめぐって

安倍首相は「慰安婦」制度をどのように認識しているの?安倍首相の歴史認識はどのように形成されたの?何を隠そうとしているの?「慰安婦」被害者の名誉回復、損害賠償は世界の常識。安倍首相による河野談話の否定は世界からみたらどう見えるの?敵を倒すには敵を知ろう!



『戦争と女性の人権博物館ガイドブック:日本軍「慰安婦」問題が切り開いた地平~アクティブ・ミュージアムの可能性』

戦争と女性の人権博物館


戦争と女性の人権博物館(WHR)日本建設委員会/編 2013.3
「戦争と女性の人権博物館」のガイドブックができました!内容は、2012年6月に東京で開催されたオープン記念集会、2012年5月にソウルで開催された開館記念シンポジウム、博物館建設までの年表、博物館の基本情報と博物館までの道のり(目印になる建物の写真つき)、スタッフ紹介も。
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新着ミニコミ誌の紹介
突然始まりました


wamライブラリーに届く書籍や雑誌、ミニコミ誌を毎週金曜日に紹介していきます。
どうぞよろしくお願いします。


さてさて、第1回目の今日は、新着ミニコミ誌を3誌紹介します。


新着ミニコミ誌(2013年4月19日)


『西坂だより』第69号 岡まさはる記念長崎平和資料館発行
「岡まさはる記念長崎平和資料館」は、日本の加害責任を訴えるため市民の手でつくられた資料館です。強制連行に関するニュースが充実。


『そんりさ SONRISA』Vol.142 日本ラテンアメリカ協力ネットワーク(RECOM)発行「そんりさ」は微笑みの意味。ラテンアメリカ、カリブの社会事情や文化、料理のレシピも!


『WHR通信』第7号 戦争と女性の人権博物館(WHR)日本建設委員会発行
2012年5月5日、韓国ソウルのソンミ山マウル地域に、「戦争と女性の人権博物館」がオープンしました。博物館の日々、セミナー報告、博物館訪問記が掲載。



これらは、wam館内で読むことができます。他にもたくさんの貴重なミニコミ誌がありますよ。
ぜひ、wamにお越しください。



「富山妙子 現代への黙示-9.11と3.11-」~東京アートミュージアム(4/11から)
wamに来館したことのある方はご存知かと思いますが、wamのオープンスペースには1枚の絵が飾られています。富山妙子さんの「きつね物語」シリーズの1枚「桜花幻影」です。
wamの狭いスペースに飾るのが申し訳ないくらい、とても素敵な絵です。


富山妙子さんの展覧会が東京調布市の東京アートミュージアムで開催されます。
ぜひ、足をお運びください(wamにも「桜花幻影」を見にいらしてくださいね)。

↓↓↓↓


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「富山妙子 現代への黙示-9.11と3.11-」
Apocalypse to Modern by Taeko Tomiyama; September 11 and March 11

・会期:2013.4.11(木)-5.19(日)
・入場料:一般500円 / 大学・高校生 400円 / 小中学生 300円
・開館時間:11時~18時30分(入館18時まで) [月,火,水は休館]
・場所:東京アートミュージアム
 〒182-0002 東京都調布市仙川町1-25-1
 TEL:03-3305-8686 URL: http://www.tokyoartmuseum.com/
・協力 多摩美術大学美術館、株式会社VOYAGER
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戦後、一貫して時代と社会のひずみと問題意識を刻み続ける、傍観する美術ではない精力的な制作と発表を続けてきた富山妙子(1921~)。
炭鉱、強制連行、慰安婦、光州事件・・・と、戦争責任や人権問題に鋭く切り込むテーマは、21世紀に入り、社会の現実を投影する戯画やナラティブアートへと昇華した。9.11に端を発した「蛭子と傀儡子」シリーズと、3.11に素早く反応した最新の「震災と原発」シリーズ、および「倒れた者への祈祷 1980年5月光州」、「チリ もう一つの9.11」などのシリーズの展示を併せて行う。


【アーティストトーク】
※いずれも参加費1000円(ドリンク付 定員30名 当日受付) 会場: 104ギャラリー


「美術と音楽」
 2013年4月13日(土) 14:00~16:00 
 富山妙子×高橋悠治(音楽家)


「美術と社会」
 2013年5月4日(土・祝) 14:00~16:00 
 富山妙子×開発好明(美術家) 


「美術と光州」
 2013年5月18日(土) 15:00~16:30 
 富山妙子×李静和 (成蹊大学教授)


展示内容
「蛭子と傀儡子」シリーズ  油彩7点、コラージュ約10点
「震災と原発」シリーズ  油彩5点、コラージュ約10点
「倒れた者への祈祷 1980年5月光州」シリーズ 版画約10点、インスタレーション
「チリ もう一つの9.11」  版画約10 点
スライド映像上映「蛭子と傀儡子」「海からの黙示」(予定)


富山妙子 TOMIYAMA Taeko
1921年神戸生まれ。
少女時代を旧満州大連とハルビンで過ごす。
東京女子美術専門学校(現女子美術大学)中退。
1950 年代より画家の社会参加として鉱山、炭鉱をテーマに各地の旅し、制作をおこなう。
1960年代にはラテンアメリカ、西アジア、中央アジアなどを歴訪し、各地の文化状況や社会状況を取材する。
1970年代には、韓国の詩人、金芝河の詩によせて絵のシリーズを制作。
1976年より、新しい芸術運動として、絵と詩と音楽によるスライド作品を自主制作するための火種工房を主宰し、音楽家高橋悠治や映像作家らとのコラボレーションがはじまる。
1980年「「倒れた者への祈祷 1980年5月光州」版画シリーズを制作、スライド化。各地で巡回展が開催される。
1982~1983年にはパリ、ベルリン、ミュンヘン等で巡回展が開催される。
1984年には作品と作家活動についてのドキュメンタリー映画「はじけ鳳仙花」が制作される。(監督 土本典昭)
1988年に従軍慰安婦をテーマとした「海の記憶」シリーズを制作、スライド化。ロンドン、パリ、ベルリン、ニューヨーク等で巡回上映される。
1995年には、多摩美術大学美術館、東亜ギャラリー(ソウル)他にて展覧会「戦争50周年記念企画・富山妙子 東京・ソウル」を開催。「第1回光州ビエンナーレ国際展」に特別招待される。
1998年にホン・ソンダムとの2人展「From The Asia」が光州、富川、川崎を巡回する。
2000年の「第3回光州ビエンナーレ 芸術と人権展」でも特別展示をする。
2005年6月にはソウル梨花女子大学で開催された世界女性学大会に招待を受け、スライド作品の上演と講演をおこなった。
さらにスライド作品からのビジュアルを再構成し、絵画とイメージのコラージュとした近作による展覧会「記憶とコラージュ」が、北米フィラデルフィアのテンプル大学(2004年)、
ドイツのルール大学図書館(2005年)、シカゴのノースウエスタン大学(2006年)で開催された。
2009年、越後妻有アートトリエンナーレ大地の芸術祭にて「アジアを抱いて 富山妙子の全仕事」展開催。 
炭鉱、第三世界、韓国、戦争責任などをテーマに、戦後から92歳の今日まで意欲的に創作活動を続けている。
他にも個展、グループ展、イベント等開催多数。


作品所蔵
光州市立美術館、宮城県立美術館、京都精華大学他。


著書
「アジアを抱く 画家人生 記憶と夢」(岩波書店)
「蛭子と傀儡子 旅芸人の物語」(現代企画室)
絵本「けろけろこころ」「おばさんのスプーン」(福音館書店)他


ノースウェスタン大学による研究サイトでの紹介(英文)
JAPAN TIMESによるインタビュー記事(英文)





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