wamblog - アクティブミュージアム 女たちの戦争と平和資料館 -
「慰安婦」問題に焦点を当て、戦時性暴力の被害と加害の資料を集めた「女たちの戦争と平和資料館」(wam)のブログです。
2月12日(土)は wam de ART「韓国の現代美術と女性、政治」
1月15日のユン・ソクナムさん作品寄贈記念シンポジウムは、
多くの方にご来場いただき、とてもすばらしい会となりました。

会場ではなんと、追加でさらに10体の作品を寄贈いただくという、うれしいハプニングが☆
ユンさんがきれいにラッピングして韓国から持ってきてくださった作品を、
wamを代表して池田恵理子館長が受け取りました。

シンポジウムの始まりにはイトー・ターリさんのパフォーマンス、
ユンさんのお話の通訳は、ユンさんとの親交の深い金惠信さんが担当してくださり、
会場全体がとても暖かな雰囲気に包まれていました。

詳しい報告は、次号wamだよりに掲載予定です。お楽しみに☆

ユン・ソクナムさんの《999》は現在、wam館内に飾られています。
wamでは姜徳景さんの絵のレプリカも飾っていますが、
ユンさんの作品は、その絵の下に飾ることにしました。
とてもすてきなアートコーナーです。
ぜひ、見学にいらしてください!

その際にはぜひ、富山妙子さんの『桜下幻影』もじっくりとご覧ください。

さて、そんなすてきなアート空間となったwamで、
今年もwam de ARTを企画しました。

2月12日(土)18:30から、1月のシンポで通訳をしてくださった金惠信さんと、
韓国現代美術に造詣の深い古川美佳さんから
「韓国の現代美術と女性、政治」をテーマにお話を伺います。

お誘いあわせのうえ、ぜひご参加ください☆



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     wam de ART  「韓国の現代美術と女性、政治」
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 日時:2月12日(土) 18:30~
 場所:wamオープンスペース
 内容:
    金惠信「韓国の現代美術と女性」
    古川美佳「韓国の民衆芸術と政治―これまでとこれから」
    ファシリテーター:北原恵(大阪大学)

■きむ・へしん:学習院大学・青山学院大学他非常勤講師。美術史、表象文化論。韓国ソウルに生まれる。梨花女子大学大学院美術史学科卒業後日本に留学。故千野香織氏のもとで博士論文をまとめ、学習院大学で哲学博士号。著書に、『韓國近代美術研究ー植民地期「朝鮮美術展覧会」にみる異文化支配と文化表象』(ブリュッケ、2005)、『現代韓国美術における女性と表現―ユン・ソクナムの「作業」』(中世日本研究所、2008)など。論文に、「繰りかえしと語りのしぐさをかたちにする」、李静和編『残傷の音-「アジア・政治・アート」の未来へ』(岩波書店、2009)など。

■ふるかわ・みか:韓国美術・文化研究。早稲田大学卒業後、桑沢デザイン研究所、現代美術の編集を経て、89年韓国延世大学韓国語学堂へ留学。93~96年在韓国日本大使館専門調査員。2000年第3回光州ビエンナーレ「芸術と人権」展アシスタント・キュレイター。06年より東京GALLERY MAKIで「21世紀の東アジア文化論」を企画、主に韓国の美術家を紹介中。韓国の現代美術、特に民衆美術運動、北朝鮮の美術など幅広く執筆・講演。共著『韓流ハンドブック』(韓国現代美術担当、新書館、2007)など。

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今年もよろしくお願いします
5日から、wamの今年の開館が始まっています。
寒い日が続いていますが、ぜひ、wamにいらしてくださいね。

昨年12月5日に開催した女性国際戦犯法廷から10年・国際シンポジウムは、みなさまのご支援・ご賛同に支えられ、盛会のうちに終了いたしました。どうもありがとうございました。
現在、報告集の発行を目指し、編集作業を行っています。こちらもお楽しみに☆


さて、wamのウェブサイトに1月15日に開催する
「ユン・ソクナム作品寄贈記念シンポジウム」の宣伝をアップしました。
http://www.wam-peace.org/jp/modules/topics/details.php?bid=45

すでに、wam館内でユン・ソクナムさんの作品を飾っています。
とても素敵な作品です。こちらも見に来てくださいね。
ちなみに、『ふぇみん』2011年1月1日号の1面にユン・ソクナムさんの紹介と、
《999》の写真が掲載されています。12月5日のシンポジウムも大きく特集されていますので、
あわせてご覧いただけるとうれしいです☆


<以下、シンポジウムのご案内です>

韓国のフェミニスト・アーティストの 第一人者である、ユン・ソクナムさんが、wamに作品を寄贈してくださることになりました!

私たちが一番身近に知っているユンさんの作品は、「ナヌムの家」の歴史館にある《光の美しさ、生命の尊さ》。地下の展示室から階段をあがったところにある木製の女性像ーー蝋燭が灯されたその空間は、ハルモニの、そして私たち自身の霊魂を同時に慰霊するために作られたといいます。

今回、wamにご寄贈いただくのは、さまざまな女性の像を木彫りにした作品《999》の一部。仏教において満たされた状態の「千」からひとつ足りない999。誰もが世の中を満たされた状態にする1人となりうる、というメッセージがこめられているそうです。

このたび作品寄贈を記念し、ユン・ソクナムさんを招いてアート、女性、運動を語るシンポジウムを開催することになりました。ソクナムさんと親交の深いイトー・ターリさんのパフォーマンス「ひとつの応答」も必見! どうぞふるってご参加ください!!

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      ユン・ソクナム作品寄贈記念シンポジウム
               「私がなぜアートをつくるのか」
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日時:2011年1月15日(土) 14:00~
場所:早稲田奉仕園 リバティ・ホール
プログラム:
●パフォーマンス:イトー・ターリ 「ひとつの応答」
●講演:ユン・ソクナム 「私がなぜアートをつくるのか」(通訳:金惠信)
 コメンテーター:小勝禮子(栃木県立美術館)「ユン・ソクナムさんの仕事」
●ディスカッション「アートがつなぐもの」
ユン・ソクナム×イトー・ターリ×小勝禮子
              ファシリテーター:北原恵(大阪大学)

■ユン・ソクナム:1939年満州生まれ。韓国現代美術を代表するアーティストで、フェミニズム・アクティビスト。1982年に43歳で初の個展。1983-84年 NY Pratt Institute留学。民衆美術の女性作家としても知られ、社会における女性の居場所を模索するテーマを追求する。制作は、絵画、ドローイング、彫刻など多岐にわたる。母親や歴史の中の女性をモチーフにした木の彫刻とインスタレーションはトレードマークになっている。《椅子》、《ピンクルームシリーズ》、《コッシン(花柄の履物)シリーズ》など。最新作は、木でつくった千匹を越える犬のインスタレーション《1,025―人とともに、あるいはともにする人もなく》。

■イトー・ターリ:パフォーマンス・アーティスト 。1951年東京生まれ。1982年から4年間オランダで活動。1995年にウィメンズアートネットワーク(WAN)をつくり、女性とアートを繋げる活動を展開。身体やセクシュアリティをテーマにパフォーマンスを行なう。2006年からは軍事下で性暴力にあった人々の声を聞く作品を展開中。セクシュアル・マイノリティが集うPA/F SPACEを運営する。

主催:
20世紀女性美術家と視覚表象の調査研究ーアジアにおける戦争とディアス
ポラの記憶(科研・基盤B)
アクティブ・ミュージアム「女たちの戦争と平和資料館」(wam)






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