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「慰安婦」問題に焦点を当て、戦時性暴力の被害と加害の資料を集めた「女たちの戦争と平和資料館」(wam)のブログです。
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千客万来
6月から始まった「中学生のための『慰安婦』展」、基本の「き」を知りたいという要望は多かったようで、来館される方が増加中!特に中学から大学までの団体や親子連れのお客さまが増えている印象です。

米国下院議会での日本政府に謝罪を求める「慰安婦」決議案にはじまった一連の報道によって「慰安婦」問題への関心が高まったことも大きな要因でしょう。安倍首相の発言、はたまたワシントン・ポストに軍の関与を否定する広告をデカデカと出した日本の議員たちの行動も、結果的には問題への注目を高めているようで・・・。

関心が高まった時期に「中学生のための『慰安婦』展」が開催されているのは、とてもいいタイミングだったのではないでしょうか。毎日さまざまなグループが団体で来館されています。

キリスト教関係の団体や、
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法政女子高校の生徒さん、
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こんなかわいらしい来館者も!
(展示よりも、wamになぜか置いているアンパンマンに夢中でしたが)
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そして朝鮮中学校の生徒さん、など
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「中学生のための」と銘打っているためなのか、これまでにはなかった中学生の団体のお客様も増えています!学校では学べない「慰安婦」問題。問題を知るいい機会になればとても嬉しいことです。

7月からは毎週土曜日に展示ガイドセミナーを行います。時間は午後1時からと3時からの1日2回。まだいらしていないかたは、この機会に是非お越しください。新人ガイドがデビュー(詳しくはこちら)しますので、そちらもお楽しみに!


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館内ガイド誕生!
団体のお客様を中心に、来館された方から館内のガイドを依頼されることがしばしばあります。館長や運営委員長、運営委員、スタッフでご要望にお応えしていますが、なんせ少人数で運営している関係上、結構タイトなスケジュールになることも。

そこで、wamに定期的に来て下さるボランティアやアルバイトの方々にもガイドを担当していただこう、とガイド養成セミナーを開きました。

集まったのは運営委員、アルバイト、ボランティア、事務局総勢11名。

まずは円卓を囲んで、館長から第5回特別展中学生のための「慰安婦」展の概要やよく質問されるポイントなどの説明を受けます。
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「慰安婦」制度に軍が関与していたことを示す証拠資料についてもスライドで勉強。
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その後は「慰安婦」問題の概要を伝える展示室1でパネルを見ながらガイドのポイントを聞きました。ガイド候補生(?)からはさまざまな鋭い質問が飛び出します。それに丁寧に答えている館長Nさん。

被害の実態と被害女性の証言パネルが展示されている展示室2では運営委員長が主に説明。日本人元「慰安婦」の城田すず子さんを中心に、生い立ち、被害、戦後の要素で成り立っている証言パネルをどう説明すれば分りやすく伝わるのかを解説しました。

被害各国の動きをまとめた充実の展示は事務局長Mの力作。制作した本人がポイントを説明しました。
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充実した2時間はあっという間に過ぎてしまい、第2回ガイド養成セミナーの開催も予定されました。とても優秀なガイドが誕生し、今後がとても楽しみです!

その後は懇親会のため近くのいきつけの居酒屋へ移動。

4月から新しく来てくださったアルバイトさん、ボランティアさんの顔合わせの意味も込め、普段はアルバイトさんやボランティアさんと顔をあわせることの少ない運営委員も一緒に楽しい懇親会になりました。


中学生のための「慰安婦」展始まる&シンポジウム報告
wam第5回特別展「中学生のための『慰安婦』」展が6月2日から始まりました!
展示準備が間に合うのか心配でしたが、何とか無事に初日を迎えられました。
(いつもの事ながら、「何とかなる」のが不思議・・・。)

今回の展示はこれまでとは一味違います。
「中学生のための」というのは、「中学生限定」という意味ではなくて(「中学生だけなんですか?」とご質問いただきました(#^.^#)、「慰安婦」問題をよく知らない方や初学者の方に、基本的かつ正確な情報をお伝えしよう、という趣旨でテーマを設定しています。

Q&A形式で「慰安婦」問題の概要を伝えるパネルや、
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さまざまな軍票や元兵士のアルバムなどの現物資料、
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被害各国の女性たちの証言、
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被害各国政府と日本政府がこの問題にどう対応しているか、
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中学の歴史教科書から消えた「慰安婦」関連記述、など
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分かりやすい展示を目指しました。


そして開催初日にオープニン記念シンポジウム「私にとっての『慰安婦』問題」をwamの隣の日本キリスト教会館で行いました。



パネリストも今までには無い顔ぶれです。

埼玉県の公立中学校で教員をしていた高橋美智子さん、中国海南島「慰安婦」裁判支援を行っているハイナンNETのメンバーの高橋堅太郎さん、旧日本軍性奴隷問題の解決を求める全国同時企画・協と実行委員会の村上麻衣さん、「慰安婦」問題をゼミで取り上げ、ナヌムの家への訪問や各所での講演活動を行う神戸女学院大学・石川康宏ゼミの小谷直子さんら、若い世代で「慰安婦」問題に取り組む人たちが、それぞれにとっての「慰安婦」問題を語りました。

若い世代が語る「慰安婦」問題というテーマが新鮮だったのか、100人を越える方が参加して下さいました。小谷直子さんの応援団、神戸女学院大学の石川ゼミの学生さん10数名も参加。シンポジウム前にはwamも見学されました。
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高橋美智子さんは、公立中学で実際に生徒たちに「慰安婦」問題を教える際に使っていた紙芝居「スボクさんの決心」を実演。証言を元につくられた紙芝居から被害の実態が生々しく伝わります。高橋さんの話から「中学生に『慰安婦』問題を教えるのは早すぎる」という批判は的外れであることがわかります。

韓国にある「ナヌムの家」のワークショップ「ピースロード」をきかっけに、若い世代が立ち上げた全国同時証言集会。京都の実行委員のメンバーの一人、村上麻衣さんは被害女性たちとの出会いや、女性たちの証言の持つ力と証言してもらうことへのジレンマを語り、「私たちは証言を聞くことのできる最後の世代。何ができるのかを考えなければ」と話されました。

ハイナンNETの高橋堅太郎さんは裁判支援を通して見えてきた問題や、男性として「慰安婦」問題に関わることの意味を説明。「共感の質は違うが、この問題を知れば知るほど解決の必要性を感じる」と話し、今後の連帯の必要性を訴えました。

神戸女学院大学の小谷さんは、初めて「慰安婦」問題を知ったときの衝撃を率直に語り、「この問題を知ることが出来て本当によかった」「もっと学びたい」と取り組みに意欲を見せました。訪問したナヌムの家でハルモニが言った言葉、「同じことが他の子に起きてほしくない」を紹介。問題に関わるきっかけを「どうしても許せなかった」と語りました。


会場からも発言があり、日本人「慰安婦」のすず子さんが亡くなるまで暮らしていた、「かにた婦人の村」のシスター、天羽さんと桜庭さん、山西省・明らかにする会の脇さん、神戸女学院大学の石川さんらが発言されました。

若い世代が悩みながらも真剣に「慰安婦」問題の解決のために取り組んでいる姿勢が伝わって来て、とても心強く思いました。それと同時にこの問題を広く知ってもらうための取り組みが必要であると感じました。
このシンポジウムで出来たネットワークを大切に、今後につなげていきたいです。

(S)




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